目黒区保活について追い続けて8年・・・。
2016年の際に半分が入所できなかった状況から本当に改善されました。あの、毎年10園ペースで開園してたころが懐かしい。
80万以上のお金をかけてやっと0歳児で入園したわが子が、もうこの春で小学生です。感慨深いですが、今年の目黒区保活を振り返っていきましょう
0歳入所率98%の感動
目黒区ホームページから抜粋した今年の保活状況です。
やー、40点でほとんどの人が入所している素晴らしい状況ですね。
0歳児の40点入所率が98%
1歳児の40点入所率が88%
1歳児の入所率が低いようにも見えますが、おそらく、かなり狙いをしぼった申請であったことが考えられます。
つまり、かなり狙いをさだめて、入所希望を1園か2園しか書かないという方が多かったのだと思います。
つまり、ほとんどが入所できる時代になったのですね。
本当に泣けてくる。
今年の保活ママさん、本当にお疲れ様でした。^^
8年前はどんなに遠くの保育園を希望しても、40点では入れない状態でした。「保活離婚」なる言葉が出てきていた時代です。
私はシッターさんに預けて生後半年で復帰してしまい、認可保育園の席を確保するという暴挙に出ていました。
どれもこれも、この10年間で保育園新設に尽力してくださった、保育課のみなさま、区議、職員のみなさま、保護者のみなさまの声のおかげです。
目黒区はなんだかんだ、子育てのしやすい、とても良い町だと私は思っています。
話変わって、保育園児ママに絶対にオススメする、主婦小説
ここでガラっと話を変えるのですが。
このブログをご覧いただいた皆様に絶対に絶対に読んでいただきたい小説があります。
それが、「対岸の家事」 (講談社文庫) 朱野 帰子 (著)
「私定時で帰ります」のドラマの原作者さんの作品です。
2歳児のお子さんをそだてる専業主婦の周りで繰り広げられる、家事と育児の孤独と、疲弊を描いた作品です。
とくに、ここで出てくるワーキングマザーが共感すぎてもう首がもげるほどうなづきました。
2人の子どもが水疱瘡で連続お休みに。およそ2週間休まなければいけないピンチに追いやられて、会社の業務の調整と、自己嫌悪と、誰も悪くないのに、追い詰められていく感じが表現されています。
私も同じでした。
この2016年の壮絶な保活の末に入園した0歳児は、入園1か月後、5月に細菌性気管支炎にかかり、地元の小児科(祐天寺のおひさまこどもクリニック)から、池尻大橋にある大橋病院へ送られそのまま1週間入院。
3時間おきの夜泣きをする中で体調も悪い娘につきそって、夜中の病院の廊下をうろうろしていたときは、本当につらくて辛くて孤独で泣きたい気分でした。
このときの感覚は、悪夢としてかなり鮮明に覚えていますが、仕事も忙しいのに、子どもが熱を出して帰らなきゃいけない、パートナーは頼れないという状況だったことを、すごく思い出して、心がぎゅっとなりました。
このブログを見ている方は、保育園にこれから預けるという方かと思いますが、これから経験する様々なことがリアルに描かれています。
だからこそ、読んでほしい。ママという、誰も悪くないのに、孤独になり、つらくなり、誰にも相談できずにふさぎ込んでしまう存在について深く考えさせられる作品です。
私の周りのママは続々と読み進め、みんなで読書会しているほどなのですが、パパも読んだという家庭は、パパがなぜか優しくなったという声も。
もしパパさんがこのブログを読んでいれば、ぜひ真っ先にお読みください。
ということで、久しぶりに猛烈におススメの本をご紹介しました。
ちなみに、このブログ、下部にお勧めしている育児書を購入される方多くいるのですが、対岸の家事のほうが、20000%おすすめですので、とにかく対岸の家事を読んでください。そして、ぜひ拡散いただいて、これがドラマ化されたり、映画化されて多くの人にママの孤独やママの頑張りが伝わる世の中になってほしいなと思っています。